神戸大学附属中等教育学校

  • 神戸大学附属
  • 神戸大学附属
  • 神戸大学附属
  • 神戸大学附属
  • 神戸大学附属

2018年度 中学入試分析

 近畿屈指の超人気校である。今年度も昨年度と同じくたくさんの志願者が集まったが、合格者数は昨年度より大幅に減ったために倍率が上がり、ますます狭き門となった。今年度の問題のレベルに関しては、数理探究と言語表現は昨年度よりやや解きやすくなったが、自然環境と市民社会は昨年度よりも難しくなった。
 いずれの科目にも共通することとして、一問一答形式の問題や単純な知識を問う問題は少なく、記述式の問題が非常に多くなっている。原理や理屈をしっかりと理解できているか、未知の問題に対して、知識や公式を組み合わせて、その場で対応し、考えたことを言葉や式でしっかりと表現することができるかが、合格するための必須条件である。

男子

自然環境市民社会
募集人数男女あわせて80名
志願者数440名44名
受検者数304名35名
合格者数59名1名
実質倍率5.15倍35.00倍
数理探究言語表現自然環境市民社会総合点
受検者平均点65.6/10058.6/10059.0/10051.6/100233.3/360
合格者平均点82.8/10074.7/10073.5/100-/100285.2/360
受検者最高点100/10089/10089/10079/100322/360
合格者最低点-/100-/100-/100-/100271/360

総合点は検査合計に調査書、作文を加えた値です。

女子

自然環境市民社会
募集人数男女あわせて80名
志願者数407名201名
受検者数364名172名
合格者数46名20名
実質倍率7.91倍8.60倍
数理探究言語表現自然環境市民社会総合点
受検者平均点61.0/10063.7/10057.4/10059.3/100236.2/360
合格者平均点79.9/10079.0/10073.8/10076.7/100289.7/360
受検者最高点93/10093/10089/10093/100332/360
合格者最低点-/100-/100-/100-/100278/360

総合点は検査合計に調査書、作文を加えた値です。

2018年度入試要項
募集人数
男女あわせて80名
選抜方法
数理探究・言語表現・自然環境 or 市民社会・作文
出願期間
12/4月~12/6水
試験日程
1/16火
合格発表
1/19金(掲示・web)
数理探究
100点(50分)
言語表現
100点(50分)
自然環境
100点(50分)
市民社会
100点(50分)
作文
30点(25分)
調査書
30点
総合点
360点(175分)

自然環境・市民社会選択制

過去3年間の中学入試データ
年度選択科目男子
受検者合格者実質倍率合格者最低点
2016自然環境315615.16256/360(71.1%)
市民社会48412.00
2017自然環境284704.06247/360(68.6%)
市民社会47223.50
2018自然環境304595.15271/360(75.3%)
市民社会35135.00
年度選択科目女子
受検者合格者実質倍率合格者最低点
2016自然環境335615.49263/360(73.1%)
市民社会181355.17
2017自然環境339645.30256/360(71.1%)
市民社会164315.29
2018自然環境364467.91278/360(77.2%)
市民社会172208.60
数理探究

 大問は4題、小問数は14問で、昨年度同様の形式だった。レベルに関しては、問題の文章量、情報量が昨年度より減り、手も足も出ない問題も減ったため、やや解きやすくなったと言える。
 途中の式や考え方、理由を書かせる問題がたくさん出題されることがこの学校の大きな特徴である。今年度は「理由説明」の問題が、大問3で1問、大問4では2問連続で出題されたことが印象的であった。
 記述量が多いということは1問に割く時間が長くなってしまうということである。時間配分を意識しながら、「こういうことを書くんだ。」という方針をしっかりと立てて、解答用紙を埋めていくトレーニングを積んでおきたい。

算数分野別出題バランス
言語表現

 例年通り大問は4題であった。昨年度からの大きな変更点は、設問数が増加したこと・漢字の書き取り問題が再登場したこと・記述問題の多くに字数制限がかけられたことである。オーソドックスな文章読解に加えて、イラストを用いた問題・表を読み取る問題・自分の考えを答える問題など適性検査型問題もバランスよく出題され、随所に「KUらしさ」が見受けられる素晴らしい一般適性検査であった。対策としては、記述を中心とした読解問題のトレーニングと、自分の意見や考えを言語で適切に表現する力をバランスよく養成するという専門的な対策が必須である。

国語分野別出題バランス
自然環境
  1. 出題内容
     大問数は計3題、内訳は市民社会との共通問題が1題、生物が1題、物理が1題である。今年度の共通問題は理科的な問題と社会的な問題にはっきりと分かれていた。
  2. 昨年までとの比較
     資料や会話文、グラフから必要な情報を見つける力や、それを文章で示す力が求められている。計算やグラフの問題も変わらず出題されている。問題のうち3割以上が理由説明などの長文記述となり、これまでより増加していた。
  3. 対策
     普段から表などの資料から、規則性や変化を捉える意識を持っておきたい。記述練習は必須である。計算の難度は高くないが、素早い処理力と単位への注意力を鍛える必要がある。
理科分野別出題バランス
市民社会

 今年度は計算を必要とする問題が多く出題されていたため、資料から核となる情報を見つけ、すばやく処理をする必要があった。また、自由に記述するのではなく、文中の内容にあわせて記述する問題が増加したため、資料を読み取って理解した上で、自分の言葉で表現する力が求められた。とは言え、資料の読み取りには前提となる知識が重要である。特に歴史ではそうした知識を元に資料を使って説明していく問題が多く出題されている。その他の分野としては、災害や日常に関する問題が出題されている。このことから、身近なことに関して、「なぜそのようになったのか」を考える習慣が大切だといえるだろう。

社会分野別出題バランス

イベント案内

「進学館KUプロジェクトチーム」がこれまでに作成した「KU模擬入検」の過去問に挑戦する小6一般生対象のイベントを実施いたします。

本番と同様の形式の問題にテスト形式で取り組んでいただき、作成者自らが、渾身の解説授業を行い、本番で点数を取り切るあらゆるテクニックを余すことなく伝授いたします。

KUを第一志望とする方にはぜひとも受講していただきたいイベントです。たくさんの方のご参加をお待ちしております。

11月のKU模擬入検に向けて!数理探究対策ルーム(一般生対象)

日程10/6(土) 17:00~19:00
会場進学館 岡本校
【地図】
費用無料
持ち物筆記用具、水筒
定員15名 (先着順)
お申込申込締切:10/4(木)迄

進学館岡本校

受付時間:
平日 13:00~21:00/土曜 09:00~18:00
▶ 078-431-0065

※お電話にてお申込みください。

進学館岡本校では神戸大学附属中等教育学校(通称KU)を目指す方を対象に多数の対策講座を開講しております。
KU対策講座の教材を作成するのは進学館岡本校の職員を中心とする「進学館KUプロジェクトチーム」です。この「進学館KUプロジェクトチーム」はKU志望者専用の模試「KU模擬入検」の作成にも携わっております。

次回の「KU模擬入検」は11月24日です。