大阪星光学院中学校

  • 大阪星光学院中学校
  • 大阪星光学院中学校
  • 大阪星光学院中学校
  • 大阪星光学院中学校
  • 大阪星光学院中学校
  • 大阪星光学院中学校

2018年度 中学入試分析

 昨年度、700名をきった受験者数は大きく戻り、今年度はここ数年でも屈指の門の狭さとなった。合格者数が昨年度よりも減っているが、これは今年度から始まった、同じキリスト教の指導方針がある小学校からの連携校特別選抜の影響と考えられる。今年度の入学試験については、算数と国語の難化が目立った。ここ数年は算数と国語の受験者平均点がともに70点を下回ることはなかったが、今年度は両方とも60点台となり、受験生にとっては手ごたえの得にくい問題だったと思われる。そんな中でも算数は合格者と受験者の平均点の差が20点も離れ、理科の合格者平均点が8割を超えていることから、理系科目でしっかりと点数を取りきることができたかが問われた入試であったといえる。

Ⅰ型(4科目型)Ⅱ型(3科目型)
募集人数190名
志願者数566名189名
受検者数552名178名
合格者数217名67名
実質倍率2.57倍
算数国語理科社会
受験者平均点68.3/12063.1/12060.3/8057.7/80248.1/400
合格者平均点88.3/12067.9/12068.3/8061.9/80286.3/400
受験者最高点120/12090/12080/8076/80342.50/400
合格者最低点55/12042/12045/8026/80262/400
2018年度入試要項
募集人数
190名
選抜方法
算・国・理(・社)
出願期間
12/18月~12/26火
試験日程
1/13土
合格発表
1/14日(掲示)
算数
120点(60分)
国語
120点(60分)
理科
80点(40分)
社会
80点(40分)
合計
400点(200分)
2017年度大学合格実績

高校卒業生:186名

国公立大学への進学者数(カッコ内は現役)

東京大
10名(7名)
京都大
32名(23名)
大阪大
20名(11名)
神戸大
11名(5名)
大阪市立大
14名(7名)
大阪府立大
10名(5名)

私立大学への進学者数(カッコ内は現役)

早稲田大
10名(2名)
慶應義塾大
12名(3名)
関西学院大
33名(14名)
関西大
13名(4名)
同志社大
55名(22名)
立命館大
36名(4名)
過去3年間の中学入試データ
年度Ⅰ型Ⅱ型実質倍率合格者最低点
受験者合格者受験者合格者
2016532237181612.39276.25/400(69.1%)
2017479226174852.10262/400(65.5%)
2018552217178672.57262/400(65.5%)
算数

 問題数は小問で16問。途中の考え方を1問だけ必要とする例年通りの出題形式であった。昨年度はやや減少した図形問題の占有率が今年度は再上昇し、全体の4割以上を占めた。内容としては、相似形や辺の長さの比、立体の切断など、馴染みのある問題が高いレベルで出題されている。他には、2地点間を3人が行き来する「速さ」の問題が存在感を放っており、巧みに比を利用するテクニックや、自ら状況図を描く積極性も求められた。近年は超難問を出題しないよう配慮されているが、今年度は得点源となる易しい問題も少なかった。随所に難問が散りばめられており、受験者平均点が低く抑えられたのも納得できる。

算数分野別出題バランス
国語

 論理的文章1題、文学的文章1題、知識問題1題という形式面での変更はない。論理的文章は2枚以上にわたる長さで内容も抽象的な文章であったことから、例年以上に難度が高かった。文学的文章は昨年度と同様、現代的ではない難解な言葉が使われている文章であった。知識問題は例年のように漢字や語句の問題ではなく、俳句の季語の問題であった。抽象的な論理的文章や古い時代背景の文学的文章を理解する読解力、漢字や語句だけでなく様々な問題に対応できる豊富な知識力が要求される。また、長い字数を書かせる記述問題は例年通り出題されているので、読み取った内容をまとめる記述力も要求される。

国語分野別出題バランス
理科
  1. 出題内容
     物理・化学・生物・地学の各分野から1題ずつの出題は例年通りである。小問数は40問で80点の配点である。
  2. 昨年までとの比較
     合格者平均点が8割を超え、例年以上に受験者平均点との差が大きくなった。物理と化学は例年通り計算問題が出題され、物理の力学は複数の表から規則を読み取る分析力が必要であった。
  3. 対策
     年々平均点が上がってきているが、来年度は難化が予想される。対策は、難関レベルの問題を確実に取りきる力が最重要である。特に物理の力学、化学の水溶液、気体の発生は計算問題が頻出の単元なので、演習が必要である。
理科分野別出題バランス
社会

 例年通り、地理と歴史を中心とした2つの大問の途中に公民や生活などの問題が出題されていく形式であった。どの分野においても、知識を問う問題、データを分析する問題、正誤を判断する問題などがバランスよく出題され、社会の総合力が問われる問題となっている。また、大阪星光の特徴としては学校教科書を意識した出題が多いことが挙げられる。特に、生活に関する問題が他校と比べると多く、マンホールや電柱に書かれている言葉の問題など、生活の中で意識をしていなければ解けないような問題もあるので、普段から何事も貪欲に知識を吸収しようとする態度が大切となってくる。

社会分野別出題バランス