関西学院中学部

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2018年度 中学入試分析

 今年度、男子は171名受験の99名合格で実質倍率1.73倍、女子は114名受験の合格者数が77名で実質倍率1.48倍となった。募集人員より多く合格者を出したこともあって、男子、女子ともに実質倍率は昨年度並みの数字となった。
 合格者最低点は男子が323点、女子が334点、受験者平均点も男子が323点、女子が348点と昨年度と比べて高くなっていることから、抑えておくべき問題を確実に正解させることが合格へのカギとなった。
 入試問題は各科目ともにそれほど大きな変更点はない。対策としては、算数では計算・一行問題、国語では漢字語句、理科では知識分野と地道に基礎を固めつつ、過去問演習などを通じて、思考力を磨いていくことが必要である。

男子

募集人数
95名
志願者数
184名
受験者数
171名
合格者数
99名
実質倍率
1.73倍
算数1日目算数2日目国語1日目国語2日目理科
受験者平均点68/10064/10065/10064/10061/100323/500
合格者平均点-/100-/100-/100-/100-/100-/500
受験者最高点100/100100/10088/10090/10085/100435/500
合格者最低点-/100-/100-/100-/100-/100323/500

女子

募集人数
45名
志願者数
117名
受験者数
114名
合格者数
77名
実質倍率
1.48倍
算数1日目算数2日目国語1日目国語2日目理科
受験者平均点72/10067/10073/10074/10063/100348/500
合格者平均点-/100-/100-/100-/100-/100-/500
受験者最高点100/100100/10094/10097/10092/100450/500
合格者最低点-/100-/100-/100-/100-/100334/500
2018年度入試要項
男子女子
募集人数95名45名
選抜方法算・国・理・面接
出願期間12/6水~12/21木・1/6土
試験日程1/13土・1/14日
合格発表1/15月(掲示)
1日目2日目
算数100点(50分)100点(50分)
国語100点(45分)100点(45分)
理科100点(45分)
合計計500点(235分)
2017年度大学合格実績

高校卒業生:305名

関西学院大学への進学者数

商学部
75名
経済学部
67名
法学部
12名
社会学部
30名
総合政策学部
20名
神学部
理工学部
44名
国際学部
14名
文学部
17名
人間福祉学部
4名
教育学部
5名
合計
288名

国公立大学への進学者数(カッコ内は現役)

大阪大
1名(1名)

私立大学への進学者数(カッコ内は現役)

慶應義塾大
2名(2名)
過去3年間の中学入試データ
年度男子
受験者合格者実質倍率合格者最低点
20161601021.57290/500(58.0%)
20171791051.70313/500(62.6%)
2018171991.73323/500(64.6%)
年度女子
受験者合格者実質倍率合格者最低点
2016109551.98332/500(66.4%)
201791601.52314/500(62.8%)
2018114771.48334/500(66.8%)
算数

 1日目・2日目とも1番は計算が4問、2番は一行問題が5問、3番から6番の4題は、単問形式の大問と、枝問がある大問の出題となっている。
 出題範囲は割合と比・速さ・和と差・規則性・場合の数・平面図形・立体図形・水量変化とグラフと偏りなく出題されている。2番の一行問題は頻出問題が多く出題されるので、きっちり得点することが合格への絶対条件となる。3番からの大問は、頻出問題も出題される一方、難度が高い問題も出題されるので、頻出問題を正解できる力をつけた上で、応用レベルの入り口といった問題にも慣れておくことが必要である。
 対策としては、まず、毎日数問ずつ入試レベルの計算問題に触れ、数の感覚を磨き、計算力をつけること。次に、基本問題はパターンで解き方を覚えるのではなく、図や表を書くことにより、本質的な理解を深めることが大切である。最後は過去問演習を通して、頻出問題は確実に解けるようにしておきたい。

算数分野別出題バランス
国語

 1日目は文学的文章と慣用句、2日目は論理的文章(助詞の設問を含む)と修飾語という出題で、傾向としては例年通りであった。ただし、1日目に関しては、設定や語彙が難しい文章であり、設問に関しても近年増えてきていた記述量の更に上を行く量であったため、平均点は1日目としては少し低めとなった。しかし、文章の主題自体はよく出るものであり、漢字や副詞、慣用句は解きやすいものであったため、文章の難しさにとらわれずに取るべき問題を確実におさえることで、必要な得点を確保できる試験となっていた。2日目に関しては、文章こそ読みやすいものではなかったが、「できるだけ文中のことばを使って」という指示のある記述が多く、ぬき出し問題も素直なものであったこと、語句問題が多かったことから、得点は取りやすい試験となっていた。関西学院中学部に合格するためには、漢字語句を確実に仕上げること、文中のことばを使う記述問題の精度を上げる練習は必須だと言える。

国語分野別出題バランス
理科
  1. 出題内容
     物理・化学・地学が1題ずつ、生物2題の合計5題の出題であった。小問数は51問で、大きな変化はない。記号問題が多いのも例年通りであった。
  2. 昨年までとの比較
     生物は、標準的な難度なので、ここでしっかり点数をとっておきたい。その分、地学は時事的要素を含んでおり、一般的な問題集の内容を把握するだけでは得点できない内容になっていた。化学は、塩化物の色や性質など、細かい内容までしっかりと覚えておかないと対応できない。物理は、電熱線と発熱量に関する問題で、計算主体の問題であった。
  3. 対策
     学校教科書に載っている生物や実験などは、手順や理由、色の変化など、細かい所までしっかりと覚えていく必要がある。また、時事問題も出題され、その年に話題になった理科的な出来事に関連する問題が出題される。ここ2年は「○○を発明した人物」の名前を答える問題が出題されているので、余裕があればおさえておきたい。
理科分野別出題バランス